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活用事例

眼鏡・視覚相談室 I様の事例

苦手なことを自分からやるように
 5才10ケ月のお子さんの眼の動きがおかしいということで,発達センターで検査をしてもらったところ,視知覚に問題があるということで,お母様から私のところへ予約が入りました。
 視力的には問題ありませんでしたが,追従・跳躍眼球運動,そして輻輳(寄り目)に問題がありました。板渡りでは,足元を見ないとうまく渡れませんでした。後ろ向きで,手や足の触られた部分を動かすというテストでは,触られた箇所を目で確認できないので,なかなかすぐに動かすことができませんでした。
 トランポリンジャンプも,リズムに合わせて上手に跳べませんでした。ボールを箱に入れるのも,1mくらい離れると,距離感や方向がうまくいかず,入れることができませんでした。
 視知覚検査,非運動視知覚,視覚運動統合も平均範囲ですが,鏡文字になることもあり,模写や視覚形態完成が悪く,ブロック等も苦戦していました。
 ホームトレーニングとして,「追従・跳躍眼球運動」「寄り目」「後ろ向きで,手や足の触られた部分を動かす」「ブロック」」「お手玉でキャッチボール」等をしました。3ケ月後には,全体的に結果がよくなっていました。
 また,お母様の報告では,指導を受けたように,本を読むときに,行の頭に黒丸・行の最後に赤丸,次の行では,行の頭に赤丸・行の最後に黒丸というように,赤丸と黒丸を交互に書き,赤丸で終わった行は,次の行も同じ赤丸から始まるという読み方をしたところ,縦読みでも横読みでも,行の読み違いが無くなり,赤や黒の丸を書いてない本でも,行の読み違いが少なくなったとういことでした。
 キャッチボールでも,とんでもない方向に投げることが少なくなり,平坦な道で走っても転ぶことが少なくなったそうです。
 そして一番の驚きは,今までキャッチボールやブロック等,苦手なことは嫌がってしなかったのですが,トレーニング後は自分からすすんでするようになったことだそうです。向上に一番繋がるのは,いかに本人が意欲的に,自ら進んで楽しくトレーニングを行うことだと痛感しました。

 その後も,飽きないように遊び感覚で行ってもらうよう指導し,両親と一緒に,頑張ってホームトレーニングを楽しんでもらっています。【2009/12/22】

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トレーニング対象者の年齢・性別

・幼稚園/保育園

・男

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